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恋は野の鳥

2009年01月09日 21:18

某サイトのメンバーになってると、時折無料楽譜ってーのがダウンロードできるんですが。
今回は、ハバネラの女声三部合唱譜だった。日本語歌詞版の。
うーん。。。
どうなんでしょうね、このアレンジって。

いつも思うんだけど、外国語の歌詞に日本語載せるのって、無理がある気がする。全然違う曲になってしまったり、魅力を損なうアレンジが多くって、聞いた後にがっくりくるんだわ微妙に。。。
(そうじゃないのもありますもちろん)

ならお前がやれよと言われそうですが―

日本語ってーのは、一音一音分けて発声するようにできてる訳ですよ。んで、日本の古来の歌は、その特性にあった音符とメロディー構成になってるんだと思う。
逆に英米の言葉は、一音っていうよりも複数の音が一つのフレーズになってて、それが固まりごとにメロディーに乗ってる。
だから、翻訳した日本語を、原曲の一音に一語ずつ乗っけてくと、滑らかさが消えてカクカクするし、すごく素人っぽく聞こえる。

歌、言葉、を意識するよりも、音、旋律、を意識して和訳した方が、もっと綺麗に聞こえるんじゃないかと思うんだけど。なんてーか、□定規に訳すんじゃなくて、もっと崩して歌詞を構成すれば良いんじゃないかと。
どうだろうか?
むしろ、歌う側の問題なのかな?

逆に、日本語→英語の歌も、時々首をひねるものがあったりして。
たとえば、ロビンソン。…別物だと思って聞くべきなんだろうなあ。




コメント

  1. KN | URL | /3WEEAIQ

    そうなんですよね~

    『ダッタン人の踊り』の日本語詞もすごいですよね。
    音伸ばしまくり、単語の途中で不自然に切れまくりで。
    この不自然な日本語が嫌で嫌で、高校の音楽の授業で
    「原語で歌いたいです」と先生に直訴したら
    「この曲ロシア語なのよねぇ…」と渋い顔で却下されました。

    日本語は母音に支配された言語なので、
    英語やラテン系諸語のような子音言語から
    置き換えるのには無理があるんですよね。
    その点ドイツ語は日本語と同じ母音言語なので
    『野ばら』や『ローレライ』や『歓喜の歌』など、
    自然に響く歌詞が多い気がします。

    原語が英語詞の曲でも『大きな古時計』みたいに
    日本語の響きを優先させれば良いんでしょうけど。

    でもC&Aの『WALK』はサビ頭「君を失うと」の「君を」が
    英訳詞では「Keep me warm」となっていて、「君を」と歌って
    いるように聞こえると言う神懸かり的な歌詞になってますよ。

  2. 胡桃 | URL | fWZiu6zI

    ダッタン人、日本語詩では実際に聞いたことないんですよ~。
    そんなにすごいんですね!
    ロシア語だろうとなんだろうと、耳で聞いたものを直接音にした方が歌らしくなる気がしますよ本当に(--#

    ああなるほど、ドイツ語の歌には馴染むものが多そうですね!
    そうか、母音言語だったからなのか…目から鱗です!

    大きな古時計は、よくできてましたよね~。
    あのアレンジは日本語ならではだったと思います。
    C&Aの神な英語詩も面白そうですv
    それは、腰を据えて聞いてみなければ。

    ちなみに、スピッツのロビンソンを英語版で歌ってるのは、イギリスのアーティストで、「it could have been me」ってタイトルになってるんですが―

    新しい季節は なぜか切ない日々で…のあたりを、
    He stands in the crowd and starts to hum along…
    と歌います。

    英語なのに、なんでこんなにブチブチ切れるのかと^^;
    もっと略すか何かして英語っぽくメロディーにしてくれれば良いのに~。
    中身は良いけど、旋律がなあ。
     

    別物として聞けば、良いPOPSだとは思うんですけどねぇ。
    スピッツだけはこだわりがあって譲れない…!!(笑 

    いや、困った性分ですw

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